石原燃の娘や母親は?代表作や作品の評判もチェック!

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2020年6月16日、第163回芥川賞、直木賞の候補作が発表されました。

 

 

芥川賞ノミネート作品は、

 

石原燃「赤い砂を蹴る」
岡本学「アウア・エイジ(Our Age)」
高山羽根子「首里の馬」
遠野遥「破局」
三木三奈「アキちゃん」

 

直木賞ノミネート作品は、

 

伊吹有喜「雲を紡ぐ」
今村翔吾「じんかん」
澤田瞳子「能楽ものがたり 稚児桜(ちござくら)」
遠田潤子「銀花の蔵」
馳星周「少年と犬」

 

その中でも気になった作品が石原燃さんの「赤い砂を蹴る」です。

 

業界でも多くの方が注目している作品のようですが、実は石原燃さんは作家津島佑子さんの娘であり、太宰治の孫に当たる人物なんです。

 

だから業界関係者からも注目度が高かったんですね。

 

今回はそんな石原燃さんについて調べてみました。

 

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石原燃の経歴

 

本名は津島香以(つしまかい)で石原念(いしはらねん)はペンネームです。

 

東京都出身、1972年5月生まれ、2020年6月現在は48歳になります。

 

石原念さんは出身は東京ですが大阪府在住です。

 

大学を卒業後は劇団劇作家になり、演劇家としてさまざまな活動をしてきました。

 

演劇家自体にもさまざまな賞を受賞しています。

 

・「人の香り」第18回劇作家協会新人戯曲賞 最終候補
・「父を葬る」第24回テアトロ新人戯曲賞 佳作
・「夢を見る~読み語り版~」第23回OMS戯曲賞 最終候補

 

などが劇場家としての経歴になります。

 

ちなみに第163回芥川賞の候補作として選ばれた赤い砂を蹴るは小説家としてのデビュー作品。

 

デビュー作でノミネートされるなんて本当に才能に満ち溢れた方なんですね!

 

40代で作家デビューは遅いと感じる方もいるかもしれませんが、最近は会社員や主婦をしながら作家デビューをする方が増えています。

 

そして石原念さんはもともと演劇家として活動をしていたので、作家デビューも難しくはなかったのでしょう。

 

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石原燃の娘や母親は?

 

小説家としては新人の石原念さん。

 

実は母親は作家の津島佑子さんなんです!

 

津島佑子さんは

 

・第53回毎日芸術賞
・平成16年度芸術選奨文部科学大臣賞
・第15回紫式部文学賞
・第28回大佛次郎賞

 

等に選ばれたことがあるほどの有名作家。

 

代表作は「謝肉祭」「大いなる夢よ、光よ」「かがやく水の時代」など。

 

2016年2月に68歳で肺がんのため亡くなられましたが、これまでに本当にたくさんの作品を発表してきました。

 

そしてすごいのは母親だけではありません。

 

石原燃さんの祖父は太宰治、祖母である津島美智子さんも作家。

 

叔母の太田治子さんも作家、従兄の津島淳さんは政治家です。

 

身内にはたくさんの作家がいた環境で育った石原燃さん。

 

文才も遺伝するものなのでしょうか?

 

ちなみに石原燃さんはご結婚をされていて娘さんもいるみたいです。

 

フェイスブックを見ると旦那さん娘さんの写真を確認できました!

 

どうやら旦那さんとお子さんは作家などではないみたいですね。

 

でもこれだけ文才に恵まれた石原燃のご家族。

 

石原燃さんの娘さんも『将来的に作家デビューするのでは?』と期待してしまいますね。

 

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石原燃の代表作や作品の評判もチェック!

 

石原燃さんの代表作となるのは、第163回芥川賞にノミネートされた「赤い砂を蹴る」です。

 

気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

この作品の素晴らしい所は数多くありますが、まず冒頭の一文から物語に引き込まれてしまいました。

 

物語のタイトルにもある「赤い砂をける」といった文言は、物語の中で2回しか出てこないのに、物語全体がタイトルを物語っている。

 

こういった評判が多く、私も調べているうちに読んでみたいな~って思うようになりました。

 

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石原燃の娘や母親は?代表作や作品の評判もチェック!まとめ!

 

新人作家として注目を集めている石原燃さん。

 

もちろんご自身の文才も素晴らしいのでしょうが、ご家族が有名作家ということで注目度も上がったのだと思います。

 

2020年の直木賞の発表は7月15日(水)午後二時より開催です。

 

果たして石原念さんの作品は受賞になるのでしょうか?!

 

そして「赤い砂を蹴る」はもちろん、次回作もとても楽しみですね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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