安田菜津紀と夫の馴れ初めは?兄の死が与えた影響とは?
フォトジャーナリストとしてテレビや動画でも活躍中の安田菜津紀。
実は旦那さんもジャーナリストなのです。
両親と兄、妹がいましたが、両親の離婚によって父・兄とは別れて暮らすことになります。
現在、父と兄はなくなっているのですが、特に兄の死が安田菜津紀にあてた影響は大きいようです。
夫との馴れ初めや、兄の死因が与えた影響についてまとめています。
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安田菜津紀と夫の馴れ初めは?
安田菜津紀は、同じフォトジャーナリストの佐藤彗と結婚しています。
その馴れ初めについてはあまり公表されていません。
ただ、ふたりとも戦争や、難民問題、自然災害からの復興というように同じようなテーマの取材を多く行っていますので、仕事をする中で出会ったのだと思います。
安田菜津紀は家族の死、特に兄の死に大きな影響を受けているように感じます。
結婚相手の佐藤彗も若い頃に弟と姉と死別しており、家族の死に関する思いも共感できる部分があったのではないかと言われています。
夫婦で対談も多いふたり!!
安田菜津紀と佐藤彗は、夫婦でありながら一緒に対談する機会も多いです。
どの対談でもふたりが夫婦であることは話すのですが、あまり夫婦を感じさせず、仕事の顔で話をしていることがとても印象的です。
対談の冒頭部分で夫婦漫談にならないように気を付けなくてはというような小話を入れる程度です。
この対談を見ていると、公私を分け、自分たちの仕事に誇りを持っていることがわかります。
このあたりの仕事に対する価値観も共通部分が多く、惹かれあう一因となったのでしょうね。
仕事も人生もパートナー!
対談だけでなく、一緒に取材することも多いふたりです。
この二人の結婚というのは、男女としての仲以上に、それぞれ認め合った人としてのパートナーという意味合いが強いように感じます。
男女として出会ったから結婚という形を選択してけれども、もし同性として出会っていても良きパートナーとなっていた気がします。
同じ価値観を持ち、公私ともに一緒に歩んでいける、そんな相手をお互いに見つけたということなのでしょう。
一般的な夫婦とはまた違った強いつながり、絆があるのだと思います。
世界の平和問題だけでなく、日本国内の取材もふたりで行うことが多いです。
甚大な被害をもたらした東日本大震災でも、ふたり一緒に取材を行い、現地の状況を伝え続けました。
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兄の死が与えた影響とは?
兄が夢に現れた。15年経って、初めて。命日でも、誕生日でもない日に。最初は電話をしていて、兄の声は最後に話したときのようにふわふわとしていた。次の場面で、私は兄と朝食を食べていた。「現実伝えるって難しいよね」。その言葉に戸惑いながら、その夢は醒めた。悲しくはなかった。ありがとう。
— 安田菜津紀 (@NatsukiYasuda) August 22, 2017
安田菜津紀のインタビューには、度々兄の死に関する話がでてきます。
言葉の節々に、家族の死が彼女に大きな影響を与えてきたことがわかります。
「死」という事実はそれだけ強烈な出来事であり、残された人の人生に大きな影響を与えます。
安田菜津紀も、家族の死によってその後の人生が変わったひとりではないのでしょうか。
夫の佐藤彗も若い頃に兄弟の死を経験しています。
実際に体験したことがある人にしかない苦しみ、そして他の人に話してもどこか他人ごとのように聞かれているような葛藤が彼女の中に残っているように感じます。
何故兄は死ななければいけなかったのか。何故兄を救えなかったのか。
フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが中学生だった頃過労で亡くなったお兄さん。
「弱かったのは、個人でなく、社会の支えでした」
この言葉は重い。兄へ もう、死ぬために働くのはやめよう | Dialogue for People @dialogue4ppl https://t.co/6lSV2WfJdP
— 蟹工船 (@takijikani1929) July 19, 2020
安田菜津紀が兄の死について語った記事の中に「弱かったのは、個人ではなく、社会の支えでした」という言葉があります。
記事を読んでいくと、安田菜津紀の兄は過労によって亡くなったことがわかります。
兄と一緒に暮らしていた父もその少し前に亡くなっていることから、たて続いた家族の死と、その原因について受け止め切れなかった時期もあったのではないでしょうか。
今も過労問題を解決するための発信を続けている一因には、兄と同じような思いをする人を増やしたくないという気持ちと、なぜ兄は死ななければいけなかったのだろうと悔やまれる気持ちがあるのだと思います。
安田菜津紀の取材には、難民問題や自然災害に関するものが多いように思います。
どちらも、自分たちではどうしようもない問題であるという共通点があります。
過労に関しても、ひとりひとりの努力ではどうしようもない点があり、社会の問題として解決していかないと被害者を減らすことができないと伝え続けています。
安田菜津紀さんのかわいい画像や動画を集めてみました!⇒安田菜津紀のかわいい画像は?しゃべり方が独特と話題!
父と兄の関係に疑問!
後になって、父が元は韓国籍だったこと、日本国籍を取得してから、毎回嬉しそうに投票に行っていたことを聞かされたとき、その記憶が全く、違った風景に見えた。苦労して育ってきた父にとって、「選べる」ということがどれほどの喜びだったのだろう。 https://t.co/uHcz4166dG
— 安田菜津紀 (@NatsukiYasuda) July 22, 2019
安田菜津紀の両親は離婚しており、彼女は母親と妹と一緒に、離れて父と兄が一緒に暮らしていました。
兄の死因に影響を受けている背景には、父の過去も関係していると思われます。
安田菜津紀の父が亡くなってから分かったことらしいのですが、父は元々韓国籍を持っていたようです。
彼女は幼いころから、父と兄の関係を不思議に思っていました。
家族なのに、かなりの距離感を置いている雰囲気を感じ取っていたようです。
しかし、父の死後、その距離感は父の過去に起因していたかもしれないことがわかります。
父は韓国籍であることで、苦労を重ねてきました。
兄に同じような苦労をさせないためにも、自分とは距離を置いていたようなのです。
しかし、そのような苦労を抱えていた父も兄も、早くに死んでしまいました。
何故人は幸せになれないのだろう?何故社会的な立場で苦労を抱えなければいけないのだろうという葛藤は、今でも彼女の取材の原動力となっているように思います。
サンデーモーニングなどで活躍中の安田菜津紀さんのプロフィールはこちら!⇒安田菜津紀のプロフィールと学歴は?夫と子供やしゃべり方も注目!
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安田菜津紀と夫の馴れ初めは?兄の死が与えた影響とは?まとめ!
安田菜津紀の夫は、同じフォトジャーナリストである佐藤彗です。
世界の難民や貧困層など、同じような地域や問題も取材を行う中で出会ったのだと思います。
また、佐藤彗も若い頃に兄弟の死に直面していることから、お互いに共感できる部分が多くあったのではないでしょうか。
早すぎた兄の死、そしてその死因は、安田菜津紀にとても大きな影響を与えました。
今でも、個人ではどうしようもない問題、社会が動かなければいけない問題について取材と発信を続けています。
コロナ問題に揺れる今、改めて彼女の発信力に注目が集まっています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。